日本人の微妙な関係

こんにちは。

今回はダブリンで生活していく中で、同じ日本人について思ったことをお届けします。

 

 

 

このブログを見られているということは、アイルランドに興味がある、または滞在している方が大半だと思います。

アイルランド、、、、、

 

 

 

ぶっちゃけマイナーですよね!国がどこにあるのかすら知らない人も少なくはないんじゃないでしょうか。

 

 

 

完全に偏見なのですが、アイルランドのワーホリに行かれる方はちょっと変わった人だったり、他の人たちよりも真剣にワーホリを捉えている方が多いのではないかと思います。

つまり、国のマイナーなイメージと同じく、渡航するかたも日本ではマイノリティな派閥に所属する方達ではないかと思うのです。

 

 

 

僕の例でいうと、僕がアイルランドを選んだ理由の一つは、日本人が少ないと聞いたから、なんかメジャーのオーストラリアとかカナダに行くよりも面白そうと思ったからです。これだ!という理由はありませんでした。

 

それではアイルランドにおける日本人のコミュニティについて僕の考えを記します。

 

まずですね。アイルランドは他のワーホリ提供国と比べて、日本人が少ないというのは本当でしょう。他の国を実際に行ったことがないので、他の国と比べることはできませんが。しかしながら、街中で見かけることももちろんあります。しかもその機会は割と多いように感じます。僕が通っていた語学学校では、3,4番目に多い国籍が日本だったのではないでしょうか。

 

 

 

当然自分も日本人なのでその中の一人なのですが、正直なところ、ちょっとやりにくいなと思ったのも事実です。

 

 

 

というのも、僕の中で海外で勉強するメリットのひとつとして、「旅の恥はかき捨て」的な概念が大きな割合を占めていると思うのです。

 

 

なにか恥ずかしいミスをしようとも、所詮こっちは外国。僕ら日本人にとっては遠い異国の話なのです。

そう考えると、めちゃくちゃ恥をかき捨てできますよね。

 

 

 

しかし!身近に日本人がいた場合!

なんかね。全く知らない人だとしても異国だからこそ同じ日本人ということを意識してしまい、必要以上に彼らの存在を意識してしまうということもあると思います。

僕は最近ではちょっと慣れて(というかなりふり構ってられない状況だから)日本人を意識するということはほとんどなくなりましたが。

 

 

 

たとえばクラス内で海外の友達に話しかけようとするとき、その空間に日本人がいるとやっぱりちょっと話しずらいんですよ。意識してしまう。学生の時に英語っぽい発音をするのがこっぱずかしい、聞かれるのが恥ずかしいというアレですね。そんなもの自分でもバカげた考えだとわかってはいるのですが、、、

 

 

 

あとはライバル意識ですね。例えば語学学校では、当然みんな英語を学ぶという共通した目標があるわけで、周りのすべての生徒が仲間であり、またライバルでもあるわけです。その中でも同じ日本人に対するライバル意識はみんな強いのではないでしょうか。正直僕はそうでした。

 

 

というわけで、超個人的にはここダブリンでの日本人同士の関係はなんとなくぎくしゃくしているような気がします。着かず離れずというか変にお互いを意識してしまうというか。あくまで僕の個人的見解ですよ。

 

 

 

今、僕は学校も終了して日本人と会う、話す機会は全くないです。

英語を学ぶ環境としてはいいのかもわかりません。しかし、日本人から有益な情報を得られたり、たまには日本語で話してリラックスしたりと、友好な関係を築き上げることもできたと思います。

他の日本人への接し方は人それぞれですが、変にライバル意識をもつのも良くないなと思う今日この頃であります。